冬季オリンピックの歴史と、金メダルを獲得したあの競技!
目次
①冬季オリンピックの始まり
②オリンピックにおけるスノーボードの歴史
③金メダルを獲得した「ハーフパイプ」って?
2月2日から20日まで北京オリンピックが、3月4日から13日までパラリンピックが開催されます。
日本人選手の活躍から目が離せませんね。
今回は、冬季オリンピックの歴史と、平野歩夢選手が金メダルを獲得した「ハーフパイプ」について紹介します。
①冬季オリンピックの始まり
そもそも冬季オリンピックはいつ始まったのでしょう。
冬季オリンピックは1924年、いわゆる「夏のオリンピック」に28年遅れてはじまりました。
第1回大会は、シャモニー・モンブラン(フランス)。
しかし、この大会にはいろいろあったそうです。
公益財団法人日本オリンピック委員会HPによると、当初、この大会はフランスが主催し、国際オリンピック委員会(IOC)が名目的に後援して実施された「国際冬季競技週間」でした。
その翌年の1925年にIOCが「第1回冬季オリンピック競技大会」に追認したという、不思議な経緯があるのだそうです。
②オリンピックにおけるスノーボードの歴史
スノーボードとは、板に乗り、足を固定し、雪面を滑るスポーツ。
1998年の長野冬季オリンピックで、スノーボードが初採用されました。
最初は「ハーフパイプ」と「大回転」の2種目でしたが、北京冬季オリンピックでは「ハーフパイプ」「ビッグエア」「スロープスタイル」「スノーボードクロス」「パラレル大回転」の5種目が行われます。
③ 金メダルを獲得した「ハーフパイプ」って?
「ハーフパイプ」は、パイプを半円筒形に削ってつくられたパイプの中を滑りながら、左右の壁を利用してエアトリックを行います。
ジャンプの高さや、エアトリックの難易度、完成度を競い合います。
空中での華麗なエアトリックの連続が見どころで、選手によって特徴や戦略が違うのも特徴です。
北京冬季オリンピック「スノーボード男子ハーフパイプ」で、平野歩夢選手が素晴らしい技を見せ、金メダルを獲得したことは、皆さまの記憶に新しいことと思います。
平野選手は、スノーボードで「日本勢金メダル第一号」、また冬季オリンピックの日本選手で初めて、ソチ冬季オリンピック・平昌冬季オリンピックの銀メダルに次いで「3大会連続のメダル獲得」となりました。
4年後のイタリア・ミラノ冬季オリンピックでの日本選手の活躍が、今から楽しみですね。
- 担当スタッフ 伊藤